Who is Next? EUキャンプレポート - 参加者4 -

Who is Next? EU camp in Finland に参加して
~感謝の心~

1.はじめに 

 4月、父にEU camp in Finlandへの参加を勧めてもらい、面白そうだなと思ったので挑戦することにしました。作文を一生懸命書きました。自分では、手ごたえのある作文が出来たと思いましたが、多数の応募があることを知り、半分諦めていました。それでも、作文を書くことで自分の目標がハッキリし、さらに支えられている実感を改めて確認することが出来たので、それだけでも挑戦して良かったと思っていました。

しばらくして、一次審査を通過したことを知りました。まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、ビックリしました。二次審査は面接でした。緊張してしまい、自分の気持ちを上手く伝えることが出来なかったので、失敗したと思っていましたが、なぜか選んでもらうことが出来ました。もうすっかり諦めていたので、信じられませんでしたが、とても嬉しい気持ちになりました。

 そして、選ばれたからには、多数の参加者の代表としてフィンランドに行けることになったことを自覚して、見たことや体験したことをみんなに伝えるという使命を果たそうと心に誓いました。そして、この経験をいかして、自分がひとまわり大きく成長できるといいなと思いました。

2.はじめてのパスポート 

 海外へ行くことになったので、はじめてパスポートを取りました。ほとんどの手続きを親にやってもらいましたが、大変なんだなと思いました。署名するところは自分で書きましたが、緊張で手が震えました。

 それから、持って行くものを揃えました。まだまだ時間があると思っていましたが、あっという間に出発の日が近付いてきました。

 帰国したら、もう夏休みが終わっているので、行くまでに夏休みの宿題を全部終わらせなければなりませんでした。合宿や大会が続いていたので、本当に大変でしたが、何とか全部終わったので良かったです。

 いよいよ出発という時、台風が接近していました。前の日に成田空港の近くまで行ったのですが、暴風雨だったので、飛行機は飛ぶのかなと心配でした。

 朝になると、台風は通り過ぎていて、予定通り出発出来ることになりました。空港に予定よりも早く着いたので、空港の中を見学しました。印象に残ったのは、外国人がたくさんいたことです。髭が                     濃かったり金髪の人がいっぱいいたのでやっぱり国際空港だなと思いました。とても天井が高くてびっくりしました。

空港で集合して、まず内田さんと木村さんに会いました。お二人には、campの間じゅうずっとお世話になりました。参加者ともここで初めて会いました。初めて顔を見た人もいたので、最初はドキドキしたけれどすぐに話せるようになりました。適応能力があるからさすが中学三年生だなと思いました。

はじめての飛行機で、しかも国際線ということで、ワクワクしていました。早く乗りたいという気持ちだったけど、搭乗手続きは待ち時間がとても長く疲れました。

フィンエアーの飛行機に乗りました。窓側の席で、外がよく見えました。でも、台風の後だったので、外は雲だらけで、たまに青色が見えるだけで面白くありませんでした。しばらくして機内食が出たので、楽しい気持ちになりました。メニューはピラフや肉が出ました。今までに食べたことのない味で、おいしかったけれど、味付けが少し濃かったです。

 ヘルシンキ国際空港で、高橋直博さんが出迎えてくださいました。今回のガイドや通訳、アポ取りなどをやって頂き、大変お世話になりました。しかも、おにぎりや味噌汁まで準備して頂いて、本当に感謝しています。

ここで、国内線に乗り換えました。機内ではブルーベリージュースが出ました。飛ぶ距離は違ってもサービスはあるのだと知りました。甘くて、とてもおいしかったです。

3.ロバニエミの街 

 最初の目的地はロバニエミでした。ヘルシンキから約1時間30分のフライトで、歴史を感じさせるレンガの街に降り立ちました。人口は約21万人の地方都市で、とても自然の豊かなところです。町中の駐車場では野生のうさぎを目撃しました。野生のうさぎを見たのは、はじめてだったので感激しました。街灯は雪の結晶の形になっていて、さすが雪国だなと思いました。

 ロバニエミは1984年にノルディック世界選手権大会が開かれた街で、ジャンプ台が6本あります。上には登らなかったけれど、下から見上げただけでも迫力が感じられました。ジャンプ台のとなりの山には、真夏にもかかわらず天然の雪が残っていました。毎年10月10日10時10分にジャンプ台とクロスカントリースキーコースをオープンするという決まりがあるそうで、そのために前のシーズンの雪を残しておくのだそうです。日が当たらない北側の斜面を選んで雪を置き、その上からおがくずを乗せて雪を溶けにくくしているそうです。日本なら人工雪でオープンするスキー場が多いけれど、前のシーズンの雪を残してまでもなぜ天然雪にこだわるのか気になりました。

4.サンタスポーツでのトレーニングとオリエンテーリング大会 

 ロバニエミにあるサンタスポーツに行きました。ここはクロスカントリースキーコースの近くにあるリゾート施設で、僕たちはここでトレーニングをしました。青色のトラック1周約200mあり、その内側にテニスコート約1面分の広さのコートがあり、そこでフィールドホッケーをやりました。はじめてやりましたが、球技が苦手な僕でも体をどんどん動かしたくなりました。パスをしてそのままゴールを決める時がとても楽しかったです。

 その後、オリエンテーリングをやりました。オリエンテーリングとは、野山の中で決められたポイントを見つけて、出来るだけ短い時間でゴールするスポーツです。僕は1.5kmコースへ行きました。見つけるのに時間がかかりました。1時間9分でゴールしましたが、ゴールした時にはとても感動しました。こんなに時間がかかってしまい、他に2.8kmコースもあったけど、そっちにしなくて良かったと思いました。

 サンタスポーツの周りの観光をしました。まず目に入ったのがウェイトリフティングのコーナーでした。4種類あって、一番軽いのが9kgで、一番重いのは23kgでした。9kgは楽に上げられたけど、段々重くなるにつれて上げにくくなり、23kgはもう大変でした。まだまだトレーニングが必要だなと思いました。

 次はハイロープです。フィンランドにもハイロープがあることを知って、日本との違いを見つけてみたいと思いました。僕はまだやったことがないので、チャンスがあったらやってみたいです。

5.サンタクロース村 

 サンタクロース村に行きました。ここはショッピングがいっぱいできる所です。ここで僕は、パーカーとストラップを買いました。パーカーは、FINLANDというロゴが入っていたので、自分のお土産として買いました。でも、早速着ました。ストラップは、オーロラが描かれていて、きれいだったので買いました。

 他にもお店がいっぱいありました。特に印象に残った所は、ナイフ専門店があったことです。僕は13年生きてきて初めてナイフ専門店を目にしました。そして、フィンランド人はもともと狩猟民族ということを思い出しました。なので、ナイフが身近にあるのだと思いました。生活の色々な場面で活躍するナイフがありました。

 他にも、木のマグカップやトナカイの皮が売られているのを見ました。フィンランドらしいと思いました。

 サンタクロース村には、沢山のサンタの人形がありました。人間サイズだったので驚いたけど、顔がかわいかったので写真を撮りました。

 また、このサンタクロース村には、北極圏のラインが通っています。それをまたぐと、空気が変わる感じで面白かったです。みんなでジャンプしている写真を撮りました。

 

6.ロバニエミでの食事 

 夕食はケバブポテトでした。お皿にはケバブとポテトが混ざって入っていました。サイズが大きかったので、僕のお腹がはちきれそうでしたが、おいしかったので最後まで食べることができました。

 お昼は中華料理店へ行きました。そこもバイキングでした。なんと、中華料理店なのに寿司が置いてあったので、食べてみました。日本の寿司より酸っぱいので、やっぱり日本人の職人さんの握る寿司を食べたいと思いました。

夕飯は、ピザとスイカを食べました。先にスイカを食べましたが、とても甘かったです。ピザはチーズがとろけていて食べ応えがとてもあり、トマトの香りが極だっていてとても美味しかったです。

 

7.ボッカティの街へ 

 ロバニエミからボッカティまで、車で移動しました。車は9人乗りでした。道には小石などが落ちていてガタガタしていて、まっすぐな道でもあまり乗り心地は良くありませんでした。森の中を走っている時に、日本の木よりカラカラしてそうな木ばかりなので、日本のほうが緑が豊かだなと思いました。途中、「鹿注意」の看板を見つけました。鹿が多いのかなと思いました。

 5時間かけて、ボッカティの街に到着しました。ここはスノーポリスやスキートンネルがあるため、ノルディックの選手にとって聖地の様な所です。世界各地から選手がトレーニングに来ています。僕もそんな所に行けて、改めてこの企画に参加できたことに感謝しました。

 宿舎の前のグラウンドでサッカーをやる事になりました。2チームに分かれて試合をしました。たまたま練習に来ていたフィンランドのサッカー少年2人を誘って、一緒に試合をしました。僕はサッカー少年と同じチームで戦って、勝つ事ができました。あだ名はネイマール君とメッシ君で、2人とも小5なのにドリブルもパスまわしもとても上手でした。

8.スノーポリス見学 

 スノーポリスに行きました。そこは、ウィンタースポーツやアウトドアスポーツの研究開発が行われている機関です。ここには、夏でもクロスカントリースキーができる全長1250mのスキートンネルがある事で有名です。今回のcampで僕はここで滑る事が行く前からとても楽しみでした。

 まず、研究施設を見学しました。その中には、大学生の研究発表をまとめた紙がずらりと並んでいました。文字はフィンランド語だったので読めませんでしたが、写真があったので何となく理解できました。

 大学生の学費は2年間で8500ユーロで、食費が2年で7500ユーロということでした。2年で卒業するので、卒業までに16000ユーロも支払います。けっこう高いなと思いました。

 施設の中には、ローラースキーのトレーニングマシンがありました。ランニングマシンもあったけど、それよりも縦も横も長く、スケーティングができる面積で広かったです。ストックの先にはゴムを付けて、穴が空かない工夫をしていました。室内でローラースキーができるなんて、一度やってみたいと思いました。1回150ユーロで、これならなんとかなると思うので、できる時にやってみたいです。

 ストックの強度を確かめる機械もありました。グリップの部分を固定し、尖っている方から圧力をかけ、ストックが折れるまでやります。このような方法で、軽くて丈夫なストックの開発につながっているのかなと思いました。でも、折れた瞬間にはじけるのが危ないと思いました。

9.いよいよスキートンネルへ 

 そしていよいよ楽しみにしていたスキートンネルです。そこへは、すぐに行けるわけではありません。1つ目の扉をくぐると、まず受付をします。2つ目の扉をくぐると、やっと雪の上へ行く事ができます。

 スキートンネルの中は、マイナス5℃を維持しています。人工雪で、雪がとても軽くとても進みやすいと思です。でもその反面ターンがとても難しく、こけてしまいました。夏にクロスカントリースキーができて、トレーニングでの工夫が色々とできるなと思いました。

 板はスケーティング用だったけれどほぼ全部ダブルポールでやってしまい、スケーティングをたまにしかやらなかったのでもったいないと思いました。以後気をつけます。

 隣にはインタースポーツショップがあり、そこには板やブーツ、ワックスといった冬に使う道具が揃っていました。僕がずっと見ていたのは、ジャケットのある所でした。色々ありましたが、軽そうなジャケットを見つけて試着してみると、素材がとても薄く、軽くてびっくりしました。また機会があれば自分のお金で買いに行きたいです。

10.ボッカティでの食事

 昼食は、自分たちで買ったソーセージとベーコンで、バーベキューをしました。林の中のある一ヵ所だけにバーベキューセットがありました。そこには海があり、食べた後はみんなで飛び込みました。いい思い出になりました。

 その後に展望台の様な岩へ行きました。たくさん島が浮いていて、日本に無い珍しい風景を見られて良かったです。

 夕飯は手作り野菜うどんを目指して自分たちで作りました。けれども冷やし中華みたいになってしまいました。盛り付けは完璧でした。でも面が太くて芯まで通りきっていませんでした。それを食べてお腹をこわしてしまった人もいたので、今後は気をつけて作りたいです。

 朝はバイキングでした。バイキングで日本と違うところは、料理の置いてある皿の底が深いところでした。20種類以上で迷ってしまうほどでした。パンとジャガイモと肉を選びました。パンにマーガリンをたっぷり塗ってから食べました。

 僕はフィンランド語の挨拶を調べて行ったので、「おはよう」という意味で「フオメンタ」と言うと、店員さんが笑顔で「フオメンタ」と返してくれたので嬉しかったです。他にも「こんにちわ」はフィンランド語で言うと「パイヴァー」です。

11.ラハティの街へ 

 ここラハティは、世界選手権が多数行われています。1926年、1938年、1958年、1978年、1989年、2001年、そして来年の2017年の開催が決定しています。

 町では世界選手権開始までのカウントダウンをデジタル掲示板でやっていました。僕は世界選手権も目標の1つなので出場できる様に頑張ります。そこにはジャンプ台が3つあって、1番でかい所の下にプールがありました。水抜きがされていて人工芝を敷いていました。

ここで昼食を食べました。高橋直博さんに作ってもらったひじきと梅のおにぎりとしらすのおにぎりと味噌汁を食べました。どれも美味しかったです。

 次に、行った場所はジャンプ台です。ここでは、世界選手権が行われていたそうです。そこは、上まで行ける様になっていて、受付をしてエレベーターと階段で展望台に着きます。景色があまり見えていなくて残念でした。外側の壁には、ロッククライミングが付いていたので、やってみたくなりました。

 

12.ラハティでの食事 

 夕食はイタリアンレストランでガーリックペンネを注文しました。トマト色のペンネが出てきました。でも食べてみると、ちゃんと味がガーリックになっていたので驚きました。ガーリックの匂いがきつかったけれど美味しかったです。

 

13.学校の授業

 フィンランドの学校では、体育の授業を受けました。グラウンドは学校の隣には無いので不便利だなと思いました。

 ウォーミングアップでは400m1周と短距離のダッシュを色々とやりました。次に槍投げをしました。人生初だったのでドキドキしました。自分は遠くに飛ばすことができると思っていたけど、実際にやってみると15mぐらいしか飛ばすことができませんでした。投げ方のコツをいろいろ教えてもらったのですが、槍を体の近くに引き寄せることや、肘を伸ばして投げることが大切とわかりました。でも、うまくできませんでした。もっと練習が必要だと思いました。

 他には幅跳びや100m走をやりました。一緒にやった生徒さんは中3だそうで、体が大きく、とてもかないませんでした。教えてくれた先生はあまり大きな人ではありませんが、運動神経は抜群という感じで、僕もこんな人になれたらいいなと思いました。

 次に美術の授業にいきました。リーサ先生という直博さんの奥さんに教えてもらいました。美術といっても、フィンランド人の生徒さんの名前に感じを当てはめることをやりました。「アネテ」さんという名前には「愛音天」という漢字を当てました。なかなかうまくいったと思います。

 学校の中を案内してもらいました。中学だけなのに広くてびっくりしました。ロッカーは有料だそうで、不思議に思いました。

 他の学校で、しかも外国の学校で授業を受けるということは、とても貴重な体験でした。

14.START本社見学 

 次はSTART本社に行きました。本社の隣にワックスを作る工場がありました。湿度や温度によって選ぶワックスが違うことや、新商品のことも教えてもらいました。ワックスの塗り方も実演をしながら教えてもらいました。その時はKARHUの板を使っていました。話を聞いてみて、僕の知っていることはほんの少しだということがわかりました。もっといろんな事を学んでいきたいです。

15.ヘルシンキの街 

 いよいよ最後の街、ヘルシンキです。100万人を超える大都市です。ここは夏季オリンピックが開かれた都市です。スキー場のある都市なのに、なぜ冬季ではなく夏季なのか不思議に思いました。

 今回のcampの最後の日なので、街を観光することになりました。本当は路面電車で移動する予定だったのですが、僕が体調を崩したせいで、車での移動になってしまいました。

 まず、シベリウス記念碑を見に行きました。シベリウスはフィンランドの作曲家で、去年生誕150周年を迎えました。代表作に「フィンランディア」という曲があって、フィンランド人なら誰でも知っている曲だそうです。国民に愛されている作曲家だけあって、こんな公園まであってすごいと思いました。

 次は教会に行きました。岩盤をくりぬいて作ったそうで、岩の壁がデコボコでした。教会の音楽をパイプオルガンで演奏したり、琴で演奏したりしている人がいました。違う楽器を一人でやるなんてすごいと思いました。

16.ヘルシンキでの食事 

 最終日の昼食はマクドナルドに行きました。ハンバーガーはSを注文しましたが、僕の手のひらよりも大きくて驚きました。味がとても美味しく、とくに肉がとろけてジューシーでした。ポテトのホクホク感がたまりませんでした。

 色々食べましたが、カロリーが高いと思いました。でもその分、野菜もヘルシーだと思いました。常に炭水化物を取っている状態なので痩せている人はすごいと思いました。改めてカロリー制限は、自分からしたほうが良いと思いました。

17.日本へ 

 ヘルシンキ国際空港は、とても広くてきれいでした。お店もたくさんあり、その中にはムーミンショップもありました。鹿の標識があったのを思い出したので、ヘラジカのキーホルダーを買いました。ムーミンのキャラクターではない物を買ってしまったので失敗したと思いました。

 帰りもFINAIRでした。出発は現地時刻で16時すぎだったので、しばらくすると窓の外が赤色に染まりました。外の景色を見ていると、フィンランドで過ごした1週間を思い出し、少し寂しい気持ちになりました。

 そして、窓の外は段々暗くなっていき、機内は消灯になったけれど、僕は眠れずに映画を観て起きていました。でも、いつの間にか眠っていました。

 朝食の時間になって、起こして貰いました。朝食にそばが出たので、やっぱり日本に着く前には日本食なんだなと思って嬉しく思いました。

 日本には福岡空港に到着しました。国内線に乗り換えるため、バスで移動しました。国内線の出発まで時間があったので、お土産屋さんを見ていると、久しぶりに日本語を見て、帰ってきたなあと思いました。

18.最後に 

 今回この企画に参加して僕はたくさんの人に感謝しています。 

 内田さんにはこの企画を考えていただき、また旅の途中には生活面や敬語の使い方など、人として必要な事も教えて頂きました。ありがとうございました。

木村さんには選手としてのアドバイスや、言葉使いなどを教えていただきました。世界を知っている木村さんの言葉は重みがありました。ありがとうございました。

 直博さんはガイドだけでなく通訳やアポ取りをしていただきました。おかげでとても楽しくより勉強になる旅になりました。後で教えてもらったのですが、直博さんは世界で4人しかいないノルディックウォーキングの最高ランクのインストラクターで、本当は僕たちの相手をするほど暇では無いそうです。それなのに付き合っていただきありがとうございました。

 面接の時には恩田さんにお世話になりました。恩田さんはオリンピック選手で、僕の憧れの人です。そんなトップの人からアドバイスをもらいました。本当にありがとうございました。

 両親はいつもサポートしてくれているので、改めて感謝をしなければならないと思いました。

 僕を選手としてここまで育てていただいたコーチの皆さんに感謝しています。また、学校の先生には、日ごろから大切なことを教えていただいていることに感謝しています。

 そして、Who is Next?に協力していただいた皆さんに感謝をしています。

 すべての皆さんのご期待に応えられるかどうかわかりませんが、精一杯がんばっていきたいと思います。僕は今まで、自分に甘い部分がありました。今までに注意されたことも、今回のcampでより強く自覚しました。僕は、今はオリンピック選手を目指していますが、最終目標はそこではありません。最後には、クロカンの楽しさを次の世代につなげられる人になることが、お世話になった方への最高の恩返しだと思います。Who is Next?の第一期生として恥ずかしくない選手になりたいと思います。これからも、よろしくお願いします。